記憶のメカニズムを解き明かす

2種類の記憶

脳には左脳と右脳があり、左脳は言語的・論理的思考をし、右脳はイメージするという説は有名な話ですね。

 

記憶にはさまざまな種類があり、視覚・聴覚・臭覚・味覚・感覚の5感から入ってきて情報は単体ではなく、全体の流れの中で処理されているのです。

 

 

「2種類の記憶」のメカニズム

 

記憶のメカニズムには大きく分けるとには2種類あるとされています。

 

 

頭で覚える (陳述的記憶)

数学の公式や歴史上の人物、漢字や英単語をを覚えたりするのが陳述的記憶というものです。もちろん一時的には脳に残り覚えておく事が出来るのですが、この記憶は一度覚えても大部分のものを忘れてしまう傾向にあります。

 

単純に英単語であったっり、漢字であったり昔は覚えていたのに今は思い出せない、覚えていないと言った記憶のことを指します。

 

体で覚える (手続き記憶)

 

例をとれば泳ぎ方や自転車の乗り方などを覚える記憶のことで一度しっかり覚えれば、なかなか忘れることはありません。これが「手続き記憶」というものです。

 

たとえば、スノーボードや自転車に5年間乗っていなかったとしても、体が覚えているので、ちゃんと乗ることができますよね。これが、手続き記憶です。こうして体で覚えた手続き記憶は、消えることなく、ずっと脳が覚えているものです。

 

私たちが真面目に体を動かし、何度もくりかえしながらトレーニングするうちに、脳内ネットワークが正しい動きを学んで記憶していくのです。

 

しかし、勉強をすすめる上では体で覚えることなどほとんどありませんのでこちらのメカニズムはとかく試験勉強では使われないメカニズムだと言えそうですね。

 

漢字や英単語を何回も書いているうちに手が覚えている・・・と言った具合です。

 

 

 

 

 

 

 

短期記憶と長期記憶

 

メカニズムも大きく分けると二種類ありますが、記憶自体も大きく分けると
「短期記憶」「長期記憶」と二種類あります。

 

 

短期記憶

 

今、新しい情報が頭に入ってきたとするとその情報は、最初は短期記憶として蓄えられます。

 

しかし、短期記憶の保存は一時的に情報を保存するだけで、しかも容量が小さく、それが短期記憶の保存庫にとどまる限りは、すぐに忘れてしまうのです!

 

一回だけ感じを覚えたとしても、次の日には半分程度しか思い出せないということですね。

 

 

長期記憶

 

長期記憶はいったんここに保存されると容易に忘れることはなく、しかも膨大な量の情報を保存することができます。その容量は1000兆項目と計算する人もおり、まさに無限に広がる「記憶の海」と言えます。

 

短期記憶と長期記憶はその保存される過程がことなりますが、パソコンのメモリーとハードディスクのようなものと考えるとわかりやすいかもしれません。

 

 

長期記憶への移行:固定

情報を長期的に保存し頭に定着させるためには、短期の保存庫から長期の保存庫に移す必要があります。

 

記憶が存続していくためにはそれが短期記憶を経由して固定されることが不可欠になってきます。固定は 記憶が作られる際に、脳の構造が置き換わることで移行されると考えられています。

 

この移行がうまくいかなければ、せっかく覚えた記憶もすぐに忘れてしまうのですが、では、どうすれば長期記憶の保存庫に移行させることができるのでしょうか?

 

 

キーポイントは、「理解して覚える」ことですね!「なるほど、だからこうなるのか」というように内容を理解して覚えたことは、長期記憶の保存庫に移って忘れにくくなるようです。

 

色々な知識が連鎖してそれぞれの結びつきが強くなる為短期的なものから長期的な記憶に移行していくと考えられます。

 

 

それに対して、意味も分からずとりあえず丸暗記したことは、たとえその場では何となく覚えたつもりになっていても、長期記憶の保存庫に移っていない為すぐ忘れてしまいます。それぞれが単体で脳に残っているだけの為、他の事柄と全く関わりがないので覚えておく事ができません。

 

英単語は良い例だと思いますが、とりあえず覚えただけの勉強は試験期間を過ぎるとほとんど忘れてしますよね。

 

とは言ったものの短期的にでも覚えておかないと、いけないものも試験では当然出てきます。

 

短期的に蓄えられた記憶を何度も出し入れすることで、記憶が定着しやすくなりますので、短期的に覚えておかないといけない内容は何度も繰り返して勉強し、短期的に定着させて試験を乗り切りましょう。

 


記憶のメカニズム

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