
集中力を高める方法は、限界や回復で紹介した内容を取り入れいていくことが、最も近道だと思いますが、ここでは音楽や色、睡眠についてご紹介します。
簡単に取り入れられ、かつ効果もありますので是非ご参考ください。プライベートで仕事をするときは、音楽と色には気をつけた環境作りを心がけています。
人は落ち着き、集中力が高まっている時に
アルファ波というものが脳内に出ています。
にクラシック音楽を聞くことにより、脳内のアルファ波の割合が増え集中力が増すことがわかっています。モーツアルオトはアルファ波をだせる音楽で有名です。
特に手間がかからないので集中力をあげるのに音楽を聴くのはお勧めです。
また雨の音やさざ波のBGM等も気持ちをリラックスさせ、集中力をあげるのに効果的です。
最近ではウェブサイト上で公開されている効果的なBGMも多数あるためこれらを利用することをおすすめします。
集中力を高める色は青色が効果的です。
青を見ると体も心ももリラックスし安定した状態を保つことができます。
精神的にも落ち着くことができるので、集中するのに良い色とされています。
また、青緑や水色など寒色系統の色なら同様の効果が期待できます。部屋の中に青系統の色ばかりだと寒々しい感じになってしまいすので
部屋のベースは白が一番良いです。その中にワンポイントとして取り入れると
最も効果的です。例えば、机の上など目の届く場所に青色の小物を置く、といった使い方が有効です。
部屋の壁紙や家具で色をそろえるよりも、机やテーブルに置けるような
小物でそろえた方が、そのときの精神状態によって、色の使い分けが
しやすいので、おすすめです。
また、沈静作用やリラックス効果のある緑、こげ茶(ダークブラウン)などの寒色系低彩度色も、集中力を高めるのに有効です。
緑やブラウンと言えばもちろん観葉植物ですね。個人的には観葉植物はとても効果的だと感じています。色的な効果だけなく、植物という点からもリラックス効果が望め、目の疲労の緩和・回復にも大きな効果がありますので、集中力向上に役だっています。
睡眠時間を削るとどうなるでしょうか?
@勉強時間が増え、結果としていい結果が残せる。
A勉強効率が落ち、時間は増えても結果は悪くなる。
正解はもちろんAです。
一昔前は「四当五落」(=4時間睡眠なら合格できるが、5時間睡眠だと落ちる)と言われたものですが、もはや化石となっております。今は適切な睡眠の重要性が認識されており、「睡眠不足」が、勉強の集中力・記憶力を低下させ、勉強の効率にとって、何一つメリットがないのは今や常識です。
ひとくくりに睡眠不足とよく言っていますが、睡眠不足には2種類あります。
◆慢性的睡眠不足
◆急性的睡眠不足
【慢性的睡眠不足】
1週間、2週間、1ヶ月と、中長期にわたって、睡眠不足が続く状態です。
【急性的睡眠不足】
たとえばある日徹夜をして、「24時間連続で起きてます」というような、突発的な超睡眠不足の状態。で、この「慢性的」と「急性的」、どちらが危険かというと、圧倒的に【慢性的睡眠不足】の方なのです。
慢性的な睡眠不足が続いた場合、その後、まとめて長時間(たとえば10時間ぐらい)寝ても、起床直後だけ、いったん正常に回復したかのように思えるのですが実のところは、集中力・注意力といった脳の機能は完全には回復しないというのです。
正常に回復したように感じるところが、とても危険です。
実は慢性定期な睡眠不足で脳の機能が低下して、勉強効率が低下しているのもかかわらずそれに気づけないのです。慢性的睡眠不足の場合は、1日長時間寝た程度では回復できず、その後、長期間に渡ってしっかり睡眠をとり続けないことには脳の機能は、なかなか元に戻らないようです。
日々、睡眠時間の確保をしっかり意識すること。また、もし睡眠不足になってしまったら、できるだけ「慢性化」する前に、遅くとも2〜3日以内に、一度しっかり睡眠をとるようにすることを心がけてください。
これは単に「知っているかどうか」の問題です。
これだけで、脳の機能が低下することを防ぐことができます。
集中力を高める方法は上記のように、様々手法がありますが、ここではひとつのツールを紹介したいと思います。集中力をうまく付けることができれば、勉強の効率も然り、仕事、プライベートでも、時間を有効に利用充実した時間が過ごせるでしょう。あまり説明すると嘘くさく(笑)なってしまうので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?