
最近では、声を出して活字を読むことで脳が活性化する事が分かっています。
どのような文章でも音読をする、声を出して読むと、前頭前野を含めた多くの場所が活性化することが、脳の働きを調べるイメージング技術で測定され証明されています。
意外な事に、昨今活字離れが叫ばれている中、ブログやインターネットの普及で活字に触れる量、機会が増えているというのです。
確かにインターネットで検索すれば様々な情報が簡単に手に入れられる時代になり、活字が新聞よりも身近になってきたのは確かでしょう。
但し、ただ声に出して読めば良いというものでもないようです。ポイントがありますので、それだけを抑えて実践してみましょう。非常に簡単なポイントですので、押さえておきましょう。
@できるだけ早く読む
声に出してある程度の分量を読ことが必要です。一分でも二分でも効果はあります。また、大きな声でも小さな声でも、寝ている体勢でも構いません、重要なのは毎日継続することにあります。
A新しい記事を読む
同じ記事は脳が記憶してしまい、だんだん脳の働きが悪くなうというのです。ですので、新しい記事を読むほうが良いと言うわけです。
新しい記事を読むには新聞が一番良いでしょうが、新聞を読む習慣をつけることも中々難しいことでしょう。
ここでは、個人的にですが、誰が読んでも面白いと思える記事を紹介していきたいと思います。時間をかけて、徐々に紹介していきますので、あしからず了承ください。
人は物を直に手で触ったり、においをかいだりといった「五感」を活動させることで脳に情報を送っています。その中で最も多くの情報を得られるのが視覚、つまり目で見ることなのです。
この目を動かすという活動を積極的に行うことで、さらに脳を活性化させることができるようになってきます。
どういうことかと言うと、見ているものをただ呆然と眺めるだけでなく、いろろな角度から捉えてより多くの情報を得られるように意識するのです。
物は立体ですので、多角的に捉えれば、沢山の情報が頭の中に入ってきます。見る場所を変えてみたり、逆に一点に集中したりとできるだけ多くの情報をえることで、それらを総合してどのように捉えるかという情報処理の能力が鍛えられます。
耳で聞くことも、目と同様に多くの情報が得られます。何も無いようでもしっかりと耳をすませば、様々な音が聞こえてきます。
それら一つ一つが新たな情報となり脳を使う事へとつながっていきます。街を意識しながら散歩するだけでも十分脳にとって新しい情報を与えることができます。
雲の流れ方や、鳥のさえずり、今日は日頃より暑いのか寒いのか、周りの人はどのような格好で過ごしているか・・・など、情報はそこかしこに転がっていて脳の働きを活発にします。
家でテレビを見るという行為はどうなのでしょうか?映像を見ていますし、音声も流れていて脳の処理能力を鍛えるには良さそうな気もします。
しかし、テレビの画面というのは平面的で奥行がありません。されに、こちらの意思とは関係なく一方的に番組が流れているだけなので、考えたり、感じたりなど脳においてはあまり効果がないとされています。
しかしテレビが一方的に脳に悪いかというと、そういうわけではありません。耳に心地よい音楽を流しなが、しづかな映像を見ることで脳にα波が流れリラックできると言われています。
また、泣いたり笑ったり、喜怒哀楽を表現することも脳の活性化に繋がるのですが、それを促してくれると言う意味ではやはり脳にとって良い存在であるとも言えますので、一長一短の面を持ち合わせているのです。