
早朝の勉強の効果ですが・・・
実際のところは「人によって違う」と言えます。
どういうことかというと一般的には早朝の勉強は効果があると言われていて
その効果を簡潔にまとめると以下の3点になります。
@一晩寝たあとなので、脳がすっきりしていて記憶しやすい
A周りが静かで環境が良い
B朝の登校時間、出勤時間前の限られた時間を使うことで集中してできる
と言われています。が・・・
無理に早朝に勉強しようとして睡眠時間を削るのはナンセンスです。
しかも、睡眠不足は勉強効率の低下など良い効果はありません。
また、特に夜型の方は朝方に変えようと頑張ることにストレスを感じていまうとなお良い結果を生むことはできません。早朝の勉強は元々早起きで、早朝と言う時間帯が無理なく使える方向きだと言えそうです。
早朝ではないにしろ、最も効率よく勉強ができるのはやはり午前中なのです。脳は睡眠をとることで披露が回復し情報も整理されていますので、朝は頭がスッキリし集中力も高まっています。
脳の活動に重要な役割を果たしている「前頭前野」は午前10が機能のピークと言われています。前頭前野は「記憶」や「学習」に深く関係しているのです。
そして午前中が良い理由がもう一つあるのです。それは勉強に必要なのは目の前の一点に集中することなですが、こうした集中力は「交換神経」が優位になることで高まるのです。
交感神経とは自分の意志でコントロールできる自律神経の一つで、運動して体が興奮状態になったとき等に優位に働く神経です。
体が活発に活動を始める午前中は交感神経も優位となる時間にあたるので、脳の状態と相まって集中して勉強するのには最も向いている時間となります。