
記憶力を高める方法は違う記事で紹介していますが、ここでは習慣とう観点から記憶力の向上を考えていきます。習慣を身につけて記憶力の向上と集中力を鍛えていきましょう。
脳は実はとても優秀で「見たこと」「聞いたこと」を全て記憶するように出来ています。
朝のニュースなど自分が全く興味のない内容であったとしても一度見て聞いた内容を、覚えておいたつもりはなくても、その話題になった時ふと思い出せるのは脳がこのような働きをしているからなのです。
しかし、こうした記憶は自分のものであるにも関わらず、必要に応じて情報を引き出して使うことはできません。記憶には自分で使える記憶と自分では使えない記憶があるのです。
ではこのように自分では使えない記憶をどのようにすれば、使える記憶になるのでしょうか?
その答えは実に単純で「その情報をつかうんだ」と言うこと意識することです。例えば朝のニュースでもぼんやり見ていては、あとで思い出そうとしても、細かな内容までは思いだせないでしょう。
ところが、「あとで内容を聞くので教えください。」と言わているとしたら、意識して見て聞くようになるので、かなり細かな部分についても覚えておくことができるはずです。
つまりあとで情報を使うという意識を持つだけで、使える情報として記憶に残りやすいのです。
使える記憶にするには、どのような形であれその情報を使うことが必要になってきます。それは、「家族に話す」「友人に話す」でも「ブログに書く」と言ったことでも構いません。
重要なことは情報を使うという事です。
こうして情報を使うことを意識していくと情報を理解しておかなければ記憶もできないことが分かってきます。どういうことかと言うと、どのような分野でも専門書は難解な専門用語が多用されているので、
素人には意味がわからないため、記憶することは大変です。しかし新聞や書籍であれば意味がわかるのできちんとした情報として記憶に残るのです。
見聞きした情報をきちんと使える情報として脳に記憶させ、使う。このような習慣を続けることで、次第に記憶は向上し、情報を集める脳の強化にもつながります。しいては使える情報がどんどんと増えることになっていきます。
「忘れやすい」と感じる人は情報を得たとき、その情報を使うことを意識して習慣化しましょう。この習慣があるだけでも、記憶力は驚く程改善されていきます。