
ここでは短期的ではなく長期的なトレーニングによって頭の回転を早くする方法を紹介していきます。頭の回転が速くなったという実感(成長)が得られることと、脳が活性状態にあるということは=(イコール)ではありません。
その時々で脳が活性化していたとしても、明日頭の回転が早い状態でいられるとは限りません。頭の回転を早くしたくて一時的な対策は取れますが、ベースのボトムアップが出来るわけではありません。
方法@で紹介していますが、ほとんどの脳を活性化させると言われる方法は、自分のポテンシャルを最大限出すための方法なのです。
頭の回転を速くしたいと考えている人は、結果的に、『速くなった』とう実感(脳の変化)を必要としているのです。さらに言うと、回転が速くなったという実感をもとに、勉強ができるようになった、相手との会話ややり取りが上手になった、昇格したなどの結果を求めているはずです。
その『速くなった』という実感(脳の成長)は、やはり長期的なトレーニングが必要になってきます。
脳はトレーニングをすることによって、筋肉のように鍛えることができるのです。脳には大きく分けると下記の4つの部位と働きに分けることができるのです。
@前頭葉:思考、運動をつかさどり、言語を発する
A頭頂葉:手足などの感覚、動きを知覚する
B後頭葉:視覚、イメージをつかさどる
C側頭葉:言葉を聞き分け、人の顔を認識する
このなかで最も重要な部分は@の前頭葉の部分です。前頭葉はその他の3つの部分から得た情報をまとめて状況判断をする、いわるゆる指揮官的な役割を果たしています。この指揮官が優秀だとそのグループは成功するというわけです。
では、これらの脳をどのよにうに鍛えて行くことが良いかは、人それぞれ時間の使いたかが違いますのでいつごろに、何分、これをしなさいということではなく、継続すると言うことがもっとも大切になってきます。
筋肉のトレーニングと同じなので、すぐに効果を求めてはいけません。筋肉こそトレーニングをすれば鍛えられる事は当然のように知られていますが、残念なことに脳が筋肉と同じようにトレーニングをすれば鍛えられる事はあまり知られていません。
それは脳のトレーニングは、筋肉のトレーニングと違って目に見える変化はおこらない為、もし周りでトレーニングをしている人がいてもまず、気づかないからにほかなりません。
これが、脳が鍛えられると言う事が世間一般に広まらないおおきな理由の一つです。
脳を鍛える良い方法の一つとして速聴があります。速聴の歴史は以外にも古く50年以上も前からアメリカで研究されていました。
最初の「速聴機」がアメリカで誕生したのは、1960年初頭なのです。50年の間研究と実証が繰り返され、今では手軽に速聴が試せる時代になったのです。
速聴の良いところは、まさにその手軽さにあります。この手軽さがミソです。何度も繰り返しますが、脳のトレーニングで重要なことは継続です。
多くのトレーニング場合は継続的に続けることができずに、挫折してしまうため、効果を実感する前にやめてしまうことが多いようです。
継続的にできる脳のトレーニング=脳の成長 に他ならないのです。