
思考の整理が苦手な人は、身の回りの整理も苦手と言われています。心当たりのあるかたは、机の上や本棚の整理から始めてみましょう。
整理する際もただ綺麗に重ねて、スペースを広くとって満足していはいけません。あくまで整理をすることが重要です。重要なテキストや、書類はこのファイルの中、終わった物は棚の奥にしまう・・・など、必要度や重要度に応じて片付けて見てください。
この身の周りの整理を習慣化することで、自然と脳が物事を整理すことを覚え、記憶力が抜群に良くなると言われています。
実は脳の中でも同じ作業が行われています。例えば覚えておかなければならない事柄が100あるとします(仕事・遊び・食事・買い物等に関する事柄100あるとすると)。
これをバラバラに覚えておくことは難しいですが、仕事に関する事柄はAゾーン、遊びに関する事柄はBゾーン、食事に関する事柄はCゾーンとそれぞれのカテゴリーわけて整理するとこで覚えやすくし、必要な時に記憶の引き出しから取り出せるようにしているのです。
最近記憶力が落ちたなと感じる人は自分の身の回りが整理されているか、振り返って見てください。以外に散らかっていないでしょうか?
情報が入ってくる量が多くなってくると、整理する習慣が脳についていないと、せっかく入ってきた情報も、脳の適当なスペースに置きっぱなしになってしまいがちです。
そのため、いざ必要な情報を取り出す、思い出そうとしても、出てきません。どこを探しても必要な情報が見つからないとう状態になってしまっています。
しかし脳も整理する事を覚えればどこに、何の情報をおいたかわかる為記憶力が向上するのです。
ではどうやって、脳に情報を整理する習慣をつけさせるか?それはいたって簡単で、自身の周りの整理をする習慣をつければ脳も自然と整理する事を覚えていきます。
また、片付けをすることで、セロトニンと言う物質が脳内に分泌されます。部屋を片付けたり、不要なものを捨てることで、気持ちがすっきりし、安心感も得られるのです。